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P波

洞不全症候群とは?|ルーベンシュタイン分類と心電図について解説

洞不全症候群とはsick sinus syndrome(シックサイナスシンドローム)の頭文字をとってSSSとも呼ばれ、何らかの洞結節の不調により心拍数が低下する不整脈のことです。ルーベンシュタイン分類に分けるとⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3つのパターンがあり、パターンの違いにより対応が異なります。
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洞性徐脈とは?|心電図の特徴から原因、発見時の対応まで解説!

洞性徐脈とはP波、QRS波、T波が規則正しくあらわれていますが、60回/分以下の心拍数しかなく正常と比べて徐脈な状態をいいます。正常な成人の心拍数は60~70回/分前後ですが、洞結節からの興奮発生が減少することで心拍数が60回/以下になります。基本的には症状がなければ経過観察で問題ありません。
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狭心症の心電図の特徴|心筋梗塞との違いについても解説!

労作型狭心症では典型的なST低下を観察することができます。ST低下にはいくつかのパターンがありますが、主な波形として水平型と右下がり型(ダウン・スローピング型)の2つがあります。それに対して安静時狭心症で発作時に特徴的なST上昇を示すものを異型狭心症と呼びます。
頻脈

NSVT(非持続性心室頻拍)とVT(心室頻拍)の違いとは?

心室頻拍が30秒以上持続するか、血行動態が悪化し停止処置を要するものを持続性心室頻拍( Ventricular Tachycardia:VT)と呼びます。それに対し心室頻拍が30秒以内に自然に停止するものを非持続性心室頻拍(Nonsustained Ventricular Tachycardia:NSVT)といいます。
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非特異的心室伝導遅延とは?|心電図の特徴を解説

非特異的心室伝導遅延とは健康診断の心電図でみられる不整脈で心室内の伝導障害によって生じます。心電図波形ではQRS幅が0.10~0.12秒かつ、左脚ブロック・右脚ブロックに該当しない波形の場合は非特異的心室伝導遅延という診断になります。特にスポーツを行っている若年層に多い心電図波形となります。。
心電図の基礎知識

心電図の基礎知識|QRS波の高さで何がわかる?

QRS波は心室の興奮を表しています。心室(特に左心室)は全身に血液を送り出すために厚い心筋で覆われています。心電図上でQRS波の波高が大きいのはこの心筋が作り出す電気エネルギーが強いためです。このサイトでは心電図上で現れるQRS波の高さで何がわかるのか?わかりやすく解説していきます。
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肥大型心筋症と心尖部肥大型心筋症の心電図の特徴とは?

肥大型心筋症とは原発性の心筋肥大をきたす心筋疾患で、指定難病に分類されています。「心室中隔の非対称性肥大を伴う左室ないし右室、あるいは両者の肥大」と定義され左室拡張機能低下を呈します。また心室中部での内腔狭窄を認める心室中部閉塞性心筋症、心尖部のみに心筋肥大を認める心尖部肥大心筋症などがあります。
心電図の基礎知識

大人と何が違う?|小児の心電図の特徴とは

小児の場合T波は年齢と共に変化します。出生直後はV1~V6まですべてのT波が陽性ですが、生後1~2以内に右室圧の生理的低下により陰性化します。その後は発育に従って陽性化し16歳ころまでにV1~V6全てT波が陽性化します。電気軸に関しては出生直後の電気軸は強い右軸偏位ですが年齢と共に変化します。
P波

補充調律|房室接合部調律と心室補充調律の心電図の特徴とは?

本来であれば洞房結節から電気刺激が発生し心臓の収縮が始まります。しかし、洞不全症候群や房室ブロックなどによって心室の興奮を認めない場合、補充するように一定の電気活動が生じる働きを補充調律といいます。一般的には房室接合部調律と心室補充調律の2種類が代表的な補充調律と言われています。
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S1Q3T3とは?|肺血栓塞栓症が疑われる心電図

肺血栓塞栓症とは心臓から肺に血液を送り出す血管に血栓が詰まってしまい、重症な場合は突然死につながる危険な疾患となります。肺血栓塞栓症が起きた場合、心電図でも特徴的な波形変化が認められます。この記事では肺血栓塞栓症にみられる心電図波形変化から症状、治療法について解説していきます。
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