QRS波

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イプシロン波とJ波の心電図の鑑別方法とは?

イプシロン波とはV1~V3誘導のQRS波の後に出現する小振幅波形で、不整脈源性右心室心筋症(ARVC)の特徴的波形変化(ARVCを発症している患者の約30%に認められる)とされている波形です。不整脈源性右室心筋症とは若年者の突然死の原因ともなる疾患の1つで致死的不整脈や心不全が問題となる進行性の心筋症です。
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心筋炎でおこる心電図の波形変化の特徴とは?

心筋炎とは心臓の筋肉に炎症が生じた状態をいいます。心電図は心筋炎において最も感度の高い簡易診断法となります。異常所見の頻度としてはST-T異常と心伝導障害が最も多く、QRS波の幅が徐々に拡張してきたら悪化の兆しといわれています。また致死性の不整脈の出現するリスクもあるため継続的なモニター監視が必要になります。
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期外収縮の2段脈とは?|危険度や心電図の特徴をわかりやすく解説!

2段脈とは脈2拍に対して1回の期外収縮が繰り返し出現する場合、3段脈とは脈3拍に対して1回の期外収縮が繰り返し出現する場合をいいます。段脈はLown分類ではgrade2に分類され多源性や連続性のある複雑な期外収縮と比べると致死的不整脈に移行しにくいと考えられています。
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S1Q3T3とは?|肺血栓塞栓症が疑われる心電図の読み方や症状から治療まで徹底解説!

肺血栓塞栓症とは心臓から肺に血液を送り出す血管に血栓が詰まってしまい、重症な場合は突然死につながる危険な疾患となります。肺血栓塞栓症が起きた場合、心電図でも特徴的な波形変化が認められます。この記事では肺血栓塞栓症にみられる心電図波形変化から症状、治療法について解説していきます。
頻脈

WPW症候群とは?|A型、B型、C型の判別方法や偽性心室頻拍まで徹底解説!

WPW症候群とは心臓に刺激伝導経路とは別の副伝導路(ケント束)をもつ先天異常です。WPW症候群は健康上に全く問題を感じておらず、健康診断で実施する心電図検査により初めて発見される事例が多いです。偽性心室頻拍とはWPW症候群とAF(心室細動)が合併した時に生じる不整脈です。VT(心室頻拍)と間違えやすい不整脈です。
頻脈

VT(心室頻拍)とは?|致死的不整脈の代表格!心電図のポイントや対応などを解説!

心室期外収縮(PVC)が3回以上連続して発生し、心拍数が100回/分以上となる頻脈を心室頻拍といいます。突然死に至ることがある危険な不整脈です。持続する時間により持続性心室頻拍(30秒以上)と、非持続性心室頻拍(30秒未満)に分類されます。持続する時間が長くなるほど心臓のポンプ機能は低下し、心拍出量が低下します。
P波

PAC(心房期外収縮)とは?|心電図のポイントや観察のポイント、発見時の対応まで徹底解説!

基本の心周期より早いタイミングで心房から興奮が出現し、心房が収縮する不整脈です。本来は洞結節から興奮が出現しますが、PAC(心房期外収縮)の場合心房内で興奮が出現し、本来のルートから伝わらないためP波の形が異なります。 P波の形状は興奮の出現場所が洞結節から離れるにつれて洞調律時のP波と異なります。
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PVC(心室期外収縮)とは?|心電図のポイントや観察のポイント、発見時の対応まで徹底解説!

基本の心周期より早いタイミングで心室から興奮が出現し、心室が収縮する不整脈です。心房の収縮を待たずに心室が興奮するため、ほとんどの場合P波を伴わないQRS波が出現します。また心室内への刺激が本来のルートから伝わらないため、心室全体に伝わるのに時間がかかってしまうことからQRS波の幅は広くなります。
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房室ブロック(AVブロック)とは?|Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度の分類や房室解離の違いまで徹底解説

房室ブロックとは刺激伝導系の障害のため心房から心室に電気刺激がうまく伝わらなくなる状態です。障害の重症度により、Ⅰ度房室ブロック、Ⅱ度房室ブロック、Ⅲ度房室ブロックに分けられます。さらにⅡ度房室ブロックではウェンケバッハ型、モビッツ型、高度房室ブロックに分けられます。
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右脚ブロック、左脚ブロックとは?|2枝ブロック、3枝ブロックまで徹底解説!

本来であれば心室全体に刺激を伝える脚に障害が生まれ、心室への伝導がうまくいかない状態を脚ブロックといいます。脚に障害があることで心室への伝導に時間がかかってしまうため、心電図では幅広いQRS波になるのが特徴です。QRS波の幅が0.12秒以上のものを完全脚ブロックといい、0.12秒未満のものを不完全脚ブロックといいます。
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