キーワードで探す肥大型心筋症と心尖部肥大型心筋症の心電図の特徴とは? 肥大型心筋症とは原発性の心筋肥大をきたす心筋疾患で、指定難病に分類されています。「心室中隔の非対称性肥大を伴う左室ないし右室、あるいは両者の肥大」と定義され左室拡張機能低下を呈します。また心室中部での内腔狭窄を認める心室中部閉塞性心筋症、心尖部のみに心筋肥大を認める心尖部肥大心筋症などがあります。キーワードで探す波形変化の部位で探すQRS波異常波形の解説ST変化疾患による波形変化
P波補充調律|房室接合部調律と心室補充調律の心電図の特徴とは? 本来であれば洞房結節から電気刺激が発生し心臓の収縮が始まります。しかし、洞不全症候群や房室ブロックなどによって心室の興奮を認めない場合、補充するように一定の電気活動が生じる働きを補充調律といいます。一般的には房室接合部調律と心室補充調律の2種類が代表的な補充調律と言われています。P波キーワードで探す波形変化の部位で探すQRS波異常波形の解説徐脈ブロック・伝導遅延
キーワードで探すS1Q3T3とは?|肺血栓塞栓症が疑われる心電図 肺血栓塞栓症とは心臓から肺に血液を送り出す血管に血栓が詰まってしまい、重症な場合は突然死につながる危険な疾患となります。肺血栓塞栓症が起きた場合、心電図でも特徴的な波形変化が認められます。この記事では肺血栓塞栓症にみられる心電図波形変化から症状、治療法について解説していきます。キーワードで探すQRS波異常波形の解説T波疾患による波形変化
キーワードで探すイプシロン波とJ波の心電図の鑑別方法とは? イプシロン波とはV1~V3誘導のQRS波の後に出現する小振幅波形で、不整脈源性右心室心筋症(ARVC)の特徴的波形変化(ARVCを発症している患者の約30%に認められる)とされている波形です。不整脈源性右室心筋症とは若年者の突然死の原因ともなる疾患の1つで致死的不整脈や心不全が問題となる進行性の心筋症です。キーワードで探す波形変化の部位で探すQRS波異常波形の解説ブロック・伝導遅延疾患による波形変化
キーワードで探す心筋炎でおこる心電図の波形変化の特徴とは? 心筋炎とは心臓の筋肉に炎症が生じた状態をいいます。心電図は心筋炎において最も感度の高い簡易診断法となります。異常所見の頻度としてはST-T異常と心伝導障害が最も多く、QRS波の幅が徐々に拡張してきたら悪化の兆しといわれています。また致死性の不整脈の出現するリスクもあるため継続的なモニター監視が必要になります。キーワードで探すQRS波異常波形の解説波形変化の部位で探すST変化疾患による波形変化
キーワードで探す期外収縮の2段脈とは?|危険度や心電図の特徴をわかりやすく解説! 2段脈とは脈2拍に対して1回の期外収縮が繰り返し出現する場合、3段脈とは脈3拍に対して1回の期外収縮が繰り返し出現する場合をいいます。段脈はLown分類ではgrade2に分類され多源性や連続性のある複雑な期外収縮と比べると致死的不整脈に移行しにくいと考えられています。キーワードで探す波形変化の部位で探すQRS波異常波形の解説期外収縮RR間隔、QT間隔